施設案内

高齢者に対する維持期リハビリテーションを提供することは、介護老人保健施設の重要な役割です。作業療法士や理学療法士が他の職種と連携を図りながら、施設やご自宅での生活を支援しています。

リハビリテーションの実施に関しては、利用者様やご家族様のご希望・ご本人様の お体の状態や認知機能面、精神面の状態を確認した上で、個別のプログラムを作成します。プログラムの内容は３ヵ月ごとに見直しを実施します。 当施設では入所リハビリテーションと通所リハビリテーション（デイケア）、それぞれの特性に合わせたリハビリテーションを行なっています。 高齢者の維持期リハビリテーションでは、機能訓練ばかりではなく毎日の生活の中でできることを繰り返し行なっていただくことや、職員や他のご利用者様との交流も精神的なリハビリテーションとなります。 ご利用者様・ご家族様・他の職種と連携しながら質の高いリハビリテーションを実施できるよう努めています。

筋力や体力等の身体機能や基本動作能力の維持・改善を目的とした個別プログラムに基づいたリハビリテーションを行なっています。
また、精神科併設の特性を生かし、認知機能や社会性の維持・改善を目的としたプログラムの提供を行なっています。
「生活に根ざしたリハビリテーション」の提供のため、居室やトイレなどでの動作の指導や介護職員によるフロアーリハビリテーションの内容のアドバイス等も行なっています。

「できるだけ長く在宅で生活していただくこと」を目標にして個別のプログラムを作成し、リハビリテーションを実施しています。新しくご利用を開始され、リハビリテーションを受けられる方に対しては、ご自宅を訪問して実際に生活されている状況を確認し、お一人おひとりの生活に合わせたプログラムを提供しています。
必要に応じ、家庭での生活の仕方や福祉用具選定のアドバイスも行なっています。

さくらんぼ栄養科では、ご利用者様の病状やお体の状態に合わせた栄養管理と食事の時間を楽しめるよう提供することに努めています。

各利用者様やご家族様と話し合い、希望や嗜好、状態等を聞いた上で、医師や療養棟のスタッフと相談し、栄養管理（栄養スクリーニング→栄養アセスメント→栄養ケア計画の作成→栄養ケア実施→モニタリング→評価）を行なっています。生活機能の維持、改善を図り、健康寿命の延長とＱＯＬ（生活の質）の向上を目指します。